エダムチーズ(Edam)
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原産地はオランダ北部エダム地方。 ずんぐりした丸型でゴーダよりもややかため。 コクがあり、しかもまろやかな風味が特徴です。 |
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エダムチーズはゴーダと並んでオランダが誇る、細菌熟成のセミハードタイプのチーズ。 実際ゴーダに続いて生産量が多く、全体の約20%を占めます。 エダムチーズは表面にワックス(食品用)をかけたものが主流だったため、"赤玉"の名で親しまれています。 真っ赤なワックスに包まれた生地は硬く締まっていて、やや黄色みを帯びています。 縦に切った姿は、まるで赤リンゴ。 |
実は外側のワックスが赤いのは海外輸出用で、国内消費用のものは、黄色いワックスだそうです。ワックスはチーズの中身を守るもの。
熟成中に水分が飛んで、目減りすることなく、変なカビもつかないというメリットがあります。
でもチーズは空気と触れていないと熟成しないので、完全な密閉状態ではなく、中のチーズが呼吸できるようになっています。 ワックスを食べると、命に別状はないのですが、非常にまずいです。食べるものではありませんので、注意して下さいね。
エダムチーズは中身をそのまま食べるほかに、パンにはさんだり、削ってパスタやグラタンなどによく使われます。
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チーズ事典 ]